「近代日本開国年ワールドグルメフェスティバル」 
            10月16日(土)〜11月14日(日)の30日間 
            横浜市内のホテル・レストランが期間限定でオリジナルメニューを提供 
            開国にちなんだメニューをシェフが考案 
            この期間だけしか味わえない、シェフの超こだわりメニューが体験できる。 | 
          
          
            
             
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            ホテルコスモ横浜 「ラ・メール」 開国記念ランチ 1500円
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            カツレツは英語のカットレットが語源。ホテルコスモ横浜のシェフに教えてもらった。日本が開国してからカットレットの料理法は今と、ほとんど変わっていない。和をイメージするために付け合せは、蓮根と牛蒡のフライにしてある。 
            カツレツ 【cutlet】 豚肉・牛肉・鶏肉などに小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして油で揚げた料理。カツ。 cutlet〔名〕 1 (焼いたりフライにしたりするための,特に子牛の)薄くスライスした肉;(それを揚げた)カツレツ.2
            (こま切れの鶏肉エビなどの)平たいコロッケ. [語源] フランス語←古フランス語costelette (costeあばら骨+-lette指小辞=あばら骨のついた小さい肉) | 
          
          
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            崎陽軒「イルサッジオ特製 開化パスタ」1800円
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            | 崎陽軒といえばシウマイをすぐ連想するが、今回のランチメニューは期間限定の特製パスタ。パスタはメリケン粉(小麦粉)と蕎麦粉をあわせた麺。いままでにない食感と切れる後味。ソースは、開国当時流行した「牛鍋」の味わいを隠し味にしている。料理が運ばれるとすき焼きの匂いがした。トマト風味のソース。不思議な味わいでとてもあっさりとしている。蕎麦粉(日本)とメリケン粉(亜米利加)との出会いのパスタ。シェフのこだわりが味からものすごくわかる。 | 
          
          
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            吉田町 濱新  横浜開港づくし 2800円
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            | 味噌味の蒲焼。開国当初、横浜は外国人の来訪でたくさんの人が集まってきた。そんな中で食材不足となり、川でとれるうなぎを料理するようになった。濱新の蒲焼は味噌味。いつも食べなれているのは醤油ダレの蒲焼。今回のメニューを食べるとき、頭の中には醤油ダレの味がイメージされているため、この蒲焼が口に入ったときのインパクトはとても大きい。思わず「ええーっ!」と声を出してしまう。 | 
          
          
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            ナビオス横浜 イルドテラス
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            ランチメニュー  
            Aくじら赤身肉のカツカレー 、スープ・サラダ付 1,500円  
            Bくじらの洋風雑炊、スープ・サラダ付 1,500円 
             
            ペリーは日本の開国を捕鯨業界から提言すべきだと主張 
            ペリーと鯨捕りとの関係も密接です。ペリーが捕鯨業界の大元締のジョセフ・デラノ船長に宛てた私信が数通残っています。それを読むと、ペリー来航はペリー自身が仕掛けたものだということがわかります。ペリーは、武力を使ってでも、日本の鎖国をなんとかしなくてはならない。自分は表に出られないので、捕鯨業界から日本の開国を提言すべきだというようなことをデラノに言っています。 
            こういった史実から、くじらという現在では手に入らない食材をメニューしたのが、イルドテラス。このレストランはホテルナビオス横浜内ある。ナビオス横浜は日本船員厚生協会が運営する船員の福利厚生施設という役割を担っている。捕鯨船とも関係が深かった。そのため特別なルートで鯨肉を手に入れ、今回のメニューを出すことを決定。この期間限定のメニューだ。外国人が多いホテルであえて鯨料理を提供するナビオスに拍手! |